頭の上にあることは、

さいこしす

飴屋さんの4.48サイコシス観てきましたー。とりあえず忘れないうちに。

飴屋さんの作品は去年末のハラジュクパフォーマンスの山川さんとのライブ（？）のようなもの（タイトルあったっけ）、春の「転校生」、夏の「3人いる！」と観てます。どれもそれぞれ違った形で面白かった（特に転校生）のでかなり期待して行きました。初回と最終回の2回。最終回はりなちゃんと行った。

初回は、演出の気持ち良さにかなり目が行ってたと思う。役者やスポーツ器具などが客席のすみからすみまで散らばっていてそれぞれが自由な軌跡描くように動くのが楽しくて楽しくて。仕掛けもびっくりした。音も上から振ってきたり、そのまんま役者さんの声だったり、事前に仕込まれてる効果音だったり。照明は美しいし。血の海に立つ青年、血の雨の日に電話するサラリーマン、医者と患者、ボクサー、音の雨を降らす悪魔／天使、リストカッター、血の海に沈んでく悪魔w。脚本の前知識がなかったんでシーンごとシーンごと意味をとらえようと、やりとり気にして観てました。でも終わってもストーリー的なものが全然頭に残ってなかったw終盤気持ちがどよーんと多少したけど（長いからかも）、終演後は意外に謎の爽やかさ。ある意味転校生の方が「呆然ふらふらどうやって帰ろう」感みたいなのがあったす。サイコシスはあんまり自分と関係ない（関係したくない）話だったから心がえぐられなかったのかもしれないなあと。転校生は自分重ねてしまった。

最終回は、気をとりなおして（？）、この脚本がどういうものかネットで観たりしたんで、「あくまで言葉の持ち主は一人」と考えてみてました。そうしたら怒鳴られて金切り声で発生されている言葉も、高い声で澄んでいる言葉（あの眼鏡のかわいい女の子の声）も、お医者さんと患者のやりとりも、一人の人の考えだと。あんたも君もお前もあなたも全部You。そうしたらテキストの綺麗さがわかった。言葉かっこいいなーと。ぴんとしてる。どういう調子で発せられてるかが違うだけで、真ん中の普遍な部分みたいなのはずっと一貫してきれいだなーと。そんなの英語分からないお前に分かんのかと言われたらまあ分かんないんだけど、すごくそういうこと感じた気になってみてました。

この言葉の朗読なのかそうなのか。一つのテキストをみんなで朗読してるんだ。で、その言葉をしゃべる人が一番よい形で朗読できるように飴屋さんが演出してるんだなーと。飴屋さんがバンマスみたいな感じで、１２人のバンドメンバーにホーメイ他いろんな楽器やらせて１曲１３０分ある曲を音響ZAKさん、照明高田さん（YMOとかやる人らしいです）のサポートのもと演奏したーみたいな。ちがうかな。まあちがくてもいいんだけど。

やっぱり転校生の方が好きかもしれないけど、今年の終わりに観れてよかった公演でした。転校生とサイコシスと折に触れて思い出して行こう。

おまけ１

初回のロビー。分断されたバイクがそそり立ってました。一番乗りっぽかったんだけど、ふつーに前からそこにありますよ感ですぎてびびったw

最終回のロビー。電灯柱や分断されたタイコが増えてましたw。プロジェクションもあった。



あと、飴屋さんに３人いる！の時のアンジェラアキの曲がよかったです！と言ったことがあって、そしたら、それは転校生だよ、と直していただいた。すごいショック。自分の記憶の曖昧さにショック。感動したしたいってるくせにぜんぜん適当。

BKK
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さっさと寝たいんだが、思い出したんで書く。

川端康成の「眠れる美女」読んだ。これはショックだなー。超面白いじゃないすか。文章もすごく読みやすいし当然のように日本語綺麗だし、しれーと書いてる狂気っていうかぐっぐっと迫ってくる構成にやられた。川端康成なんてまともに読んだことなかったけど、すごい作家だなあ。なんだかこういう作品読んでなかったって言うのが情けない。いっぱいすごいのあるんだろうなあ。

この話読んでた時に思い出したのが、イシグロさんなんだけど、ところでイシグロさんがノーベル文学賞候補ってほんとだったんだろうか。「私を離さないで」は本当にすごいからなあ。

ほとんど読まないけどなんとなくとっておきたいメールのバックアップ

No pain, No gain
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メールのバックアップなんだけど、

2007年10月ぐらいからはbiglobeもsoimusicもぜんぶgmailを間にかまして読んだり返事したりしてて、いちおうwinのoutlookでローカル保存してた。同時にmacではthunderbird使ってて、これはメールブラウザ的にgoogleさんからIMAPでデータを読んできて見てた。これってネット無くてもたぶんテキストなんかはローカルに保存されてるんだよね。macのMail.appはmac.com（mobilemeのIMAP）とsoftbank.jp(softbankのIMAP)を設定してた。

で、2003年から仕事はじめてて、2003年から2007年11月までのメールのバックアップがどこにあるのかというとwinのoutlookの中にあった。このwinが死んだら、まあ無くなったでいいかと思ったけど、やっぱりバックアップをとることにしたんです。

で、IMAPを使ったら死ぬほど簡単にバックアップができた。IMAPって天才だなあ。IMAPってこういう使い方できるんだね。

1.WinのOutlookにgmailをIMAPで設定。
2.gmailにフォルダ（ラベル）をつくってそこにoutlookのローカルフォルダに保存されてたmail logをドラッグしてコピーっていうか移動（gmailのIMAPでgmailフォルダに移動された）。でローカルフォルダからは消えた。

これだけ。これで検索もちゃんとできるんだよなあ。すごいなあ。メーラーも重くなくなるし、いいことだらけだよなあ。ふつうにローカル保存派な人もメールクライアント変更する時は捨てgmailアカウントでも取得してIMAP経由で環境移行したらすこぶるらくだよなあと思う。同様な方法でsoftbank.jpはmobilemeのIMAP経由でとりあえずmac.comのフォルダに移動した。softbank.jpは保存件数だか、容量だかが少ないので移動必須なので。

ところで、メールって日記みたいなもんだよね。と思う。よく恋人のメールとか、旦那のメールとかロックかけてるのをはずして見たりする人いるじゃないですか？あれって全然意味分かんないんだよなあ。過去に2回ぐらいケンカしたことあるけど、日記にロックかけて何が悪いんだろう。日記なんで人に見せなきゃならないんだろう。付き合ったら/結婚したら全部の情報共有した方がいいの？誠意を持った行動してるかどうか？いやーロジック抜きでメーラーとか携帯とか見られるのって恥ずかしいっていうか、気持ち悪いと思うんだけどなあ。

Moderndog 15

モダンドッグ15周年ライブみてきました。at Huamark Indoor stadium.

遠藤さんの仕事

図面見たときはちょっと拍子抜けしたんだけど、終わってみたらすごく考えてよくやったなあと（エラソーだな、おい）。

10周年はウィットとのコラボレーションしたアーティスト仕事って感じ何だけど、今回は施主の要望をうまーくまとめて家を建てるような建築家仕事、っていうかデザイナー仕事？ＬＥＤディスプレイとプロジェクターうまく使って、照明も奇抜さを狙わずあくまでサポートに徹してる感じ。でもって日本の舞台的な感じでキューでばりばり固めてるわけではなく、あくまでビール飲みながらライブで卓るゼ的なスペース残した感じこれがバンコクの醍醐味でしょ。ということで総括すると、ワイルドすぎず、ほどよく繊細。そうめんに唐辛子とニンニクいれるーーぐらいの感じ。これは実は結構美味い。

でも、やっぱりvery commonパートというかいつもの手持ち照明系が気持ちいいのはしょうがないのかなあ。

ＹＡＫＱの仕事

制作のヤッキウだけど、Ｊｏｎｋさんが結構演出舞台監督的な仕事してるなーと思ってみてた。シーンの繋ぎ方、照明色、ゲストの扱いなどＭＤと話し合って進めていく感じ。日本的に「はいこの問題残ってるけど、時間がないから次の曲とりあえず行って、アーティストの休憩中に我々で解決しましょう」的な仕切りはあまりやってない（笑）。これはまあ時間がたっぷりあるからなんだけど。Jonkさんはぼく以上に客観的で冷静の独特キャラ。こういう人いないとなあ。でもたぶんメンバーからも他の各パートからも適当にばらばらでてくる演出家不在の演出をまとめてるんですよね、すごいよなあ。最後にはなんとなく適当なところに落とし込んでるからなあ。

全く話がそれるが飴屋さんタイでやったら時間的にも余裕あっていろいろできて楽しいんじゃないかなあとふと思った。

MD

ライブは1日目の方が好きだったかなあ。緊張感があったんで。PODさんは自分達のテンションのあがってくとこと、オーディエンスに乗らせることのバランス感が上手すぎる。上手すぎて親父のねちっこいH的な風格さえただよわせてる。普通に見えるけど、エロす。

ただ、良いような気もするしもったいないような気もすることなんだけど、「ゲストが多い」「シーン切り替えが多い」っていう構成・演出上、せっかく盛り上がる曲でできた気持ち（客の）が続いていかないような気もした。でも長丁場だからそれでもいいのかもしれない。ね、やっぱりエロいでしょ？

会場

会場がでかすぎなのだけが不満とタムさんは言ってた。確かにこの８０％ぐらいのサイズ以下がMDには似合うんじゃなかろうか。1000人ぐらいのコンサート8発とか良いような気がするなあ。

おれのビデオ撮影仕事

フォーカス合ってなくて、最悪。死んだほうがいい

Nobody

いやーYellow Fangがwww

きくちももこ

ももこさんが菊地成孔さんといっしょに野宮真貴さんのリサイタルの音楽監督！新曲も書き下ろしたようです。２４時間寝ないでずっと編集作業やってたようです。目が腫れたようです。２２日（火）です。

About « missmakinomiya.com Special "キクチモモコ(菊地成孔＋momokomotion）●音楽監督" http://bit.ly/1AeDUB

kamakura+Hayama
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日曜日は鎌倉と葉山に行った。まあ特にイベントがあったわけじゃないんですが、ダラダラと観光。

鎌倉で結構良かったのが、源頼朝の墓。小高い山にひっそりとあるんだが、線香の匂い、苔がむした石、茂る緑の影となんだか背筋が伸びる感じがした。やっぱり日本の大将だったんだもんなあ。鎌倉で小さい寺をちょこちょこ歩いてて思うのは、奈良に行っても感じたことだけど、都になった土地はすごく気持ちがいいんだよなあということ。独特のオーラが元からあるところ選んだからなのか、都にして手を加えたからかわからないけど、昔の日本人もさすがだと思う。

で葉山は夕方から行った。神奈川近代美術館のところのビーチに行ったんだが、皇室の皆様がいらっしゃってびびった。品が良いオーラでまくり。夕日がきれいでした。

夢

昨日は夢をたくさん見てたような気がする。一つはめぐみさんとバンコクで遊ぶ夢。これは来月頭に実現しそうだよなあ。

夢をたくさん見る時期があるとおもうけど、今がそんな感じなのかなあ。朝起きれなくなっていつも６時半ぐらい。夜は２１時ぐらいからかなり眠いんだけど。ご飯とか食べてて酒飲んだらもうだめだ。同席者に悪くてしょうがない。昨日も夢見心地でっていうか実際ほとんど寝ながら帰ってきた。昨日は９月１４日。時間がたつのは早い。夏の初めからもう２ヶ月で、気付いたらもうすぐ年末だ、寝てるうちに終わらないように。

インド

やばいなー。

【ニコニコ動画】【Perfume】セラミックムガール【インドのスターが踊ってくれたよ】

樹影譚

丸谷才一の「樹影譚」読んだ。「女ざかり」「笹まくら」に続いて。ちょっと面白いアイディアの話って感じなんだけど、やっぱり色気がある文章ダナーというのと、物語内物語で自分が語ってるはずなのに物語の主人公も自分ぽいっていうなんだか普通に語らないところが賢いなあと。マスターピース。「樹の影」のイメージがばっちり心に残ってしまいましたよ。こういうのは記憶力ない僕でもずうっとぼんやり覚えてる作品なんだろうなあ。（ディテイル早速わすれてるw）

『Tim burton's Corpse Bride』見た。うげーミュージカル風なのかと始め思ったけど、結構楽しめましたよ。ティム・バートンの映画に出てくるのはアニメーションでも実写でも男性が魅力的なんだよなあ。男が楽しめる世界。やっぱり好きだティムバートン。

『Babel』見た。うーん。何が面白いんだろう？エキゾもの？ストーリーの面白さとかはそこそこ。出演者は有名な感じだよね。ちょっといい話っぽいよね。でもエキゾでフィーリング重視の映画あんまり好きじゃないなあ。Lost in translation思い出して萎えた

Listened to: You Are My Sunshine from the album "Erroll Garner Plays Misty" by Erroll Garner