- 経過
いろいろ計画たてましたが、その後の経過をまず描きます。
結局タイ語基本単語2000は一週目がギリギリの日程で終わった(正確には始めの方の「月」とか「週」とかその辺の「絶対でない」基礎の基礎単語はとばした。)。始めは音で拾っていたのだけど、途中から「これは基礎力の向上にはなれど、テストでは回答すべき単語が音で出てくる事は一回もない」と気付いてw、日本語からタイ語の置き換えのさらに地味な勉強にかえた。そしてテストの3日ぐらい前からざざーっともう一周だけしていきました。
過去問は全5回分を試験の4日ぐらい前から2日前にわけて2回目を行った。これはだいたい8-9割ぐらいの正答率だった。
2周するとさすがに傾向がよくわかってきて、書き取り(設問7)と書き取り穴埋め対策(設問1)も含めて感じがつかめてきた。同じような問題が微妙に形をかえてよく出る。単語はあきらかに傾向があるので、出そうなジャンルを特定はできる。ということでその単語をしっかりめにやりました。
設問2は、ひっかけ問題多いので丁寧に読むしかないという感じ。たまに分からない単語でてきたけど、それによって答えられなくなるというわけではなあと思いました。
設問3の並び替えは、もうそれはそうなるしかないでしょ?という説明というか、「感じろ!」みたいな感じで解いてくしかないけど、そうは言ってもロジックで考えた方が良い時もあるかも。過去問買えば解説かいてあるし、こういうの何回分もこなせば、類似問題の対応はできるかもね。(でも、汎用性があるロジックの力広げるには、市販の文法書こつこつやるなり、実際のタイ語に触れて経験値をつむしかないのかなと思います)
長文の設問5、6はじっくりやれば間違えないでしょ、いくら問題がはっきりしていなくても消去法など駆使してやっていくしかないでしょ、と思った。
というわけで、結局問題の傾向になれておくのと、あとはひたすら単語ばかりやってました。おかげで単語だいぶかけるようになった。出版されてる上であげた過去問集は買いませんでした。5回分が8回分に増えてもしかたがないでしょ?という判断です。
- 当日
前日はしっかり8時間寝て、当日は単語のチェックのみ。会場には30分前につきました。受験者は10名で、うち女性3名。研究者っぽい人もいたけど、ビジネスマン風のひともいた。でもこういう試験うけるのってなんか意味あるの?と思った。
それで終わって、友達とご飯食べて、帰宅して自己採点。
- 自己採点
模範解答はここに試験日から1週間ほど掲載するようです。
34回試験・模範解答 http://bit.ly/mDlgcO
これを参考にした自己採点は、あまくつけて51/70問、シビアにつけると48.5/70問(正答率69.28%)という正答率。得点配分は公表されてない。
(ちなみに回答例を参考にしないで帰宅後やった自己採点はこちら)
https://twitter.com/#!/kimurasoi/status/72296558934237184
今回の誤算は設問6の長文読解。なんだか全く合理的じゃないなあと思わざるを得ない問題で、読み返したりしているうちに、なんと17分ぐらいかかってしまった。うーん。ほんとは7分ぐらいで終わらせたい問題なのに。
あとパーフェクト目標のリスニングの設問8が7/10。ここで3問落としたのは痛いなあ。この問題のダメなところをミスしたから書くけど、「わりと細かめにメモ書き取っておかないと解けない問題」ってどうなんだろう。「メモのやり方」試験に来てるわけじゃないんだけど。
設問3と設問5は満点。
設問4作文は5問あって、文句なしが3つ、△が2つかな。
設問2は、きちんと読み込めなかった問題つ落として9/10
で、懸案の書き取りだけど、結論は設問1は5/15、設問7は6/10。
いくつかパターンにわかれる
*読みあたった問題;西暦、役人など
*読めてたのにミス;空港、記入、ストッキング、スカートなど
*読んでなかったのにできた;首都、注目する
*微妙:腕時計を時計と書いた、計画する、冷蔵庫にいれる、広報の類別紙
*全然ダメ:役人として勤務するの「勤務する」のところ、罰せられるの「する」のところ、猛犬注意の標語、電話のダイヤル
この微妙なところがokと採点してもらえたらたぶん合格できそうな気がするんだけどね。
- 試験終えて
単語の暗記の過程で音と綴り正確に細かくみてく訓練はとても有用でした。すごく有意義な時間は過ごせたと思う。そういう意味ではこの試験があってよかったと思う。もちろん結果が付いてこないとだめだけど、合格しなければ意味ない、というわけではない。そもそもこの試験にあんまり意味がないのではないかなーと思うからだ(資格になるとかそういう意味ね)。落ちてももう一回受けると思っています。
あと、今年もうちょっとタイ語やろうと思うモチベーションになった。
- この試験の嫌なところ
上の模範解答例にもあるように(4級5級の誤植の訂正が掲示されています。)、試験問題の言葉が間違っているところ。語学の試験ですよ?単純にタイ人のネイティブ3人ぐらいに確かめさせればすむことでしょう。たとえばTOEICなりで「英単語のスペルミスがありました。」って普通に考えてあり得なさすぎる。回答に関係ないじゃない?って、それはそう。だけどスタンダードってものがあるんじゃないかなあ。誰もこの試験の有用性信用しなくなっちゃいますよ。
外大の先生など多くの方が推薦してるんだけど、このケアレスミスの原因を探った方がよいのでは?
ちなみに誤植は、2級でもあって、こちらは訂正されていない。
あと謎掛けのような、注意不書く回答をさがすような問題ではなく、もっと分かりやすく語学力をはかる試験ってむずかしいのかな?と思ってしまいます。
リスニングなんて周りのタイ人が「何このバカバカしい問題」って言っていて、ぼくもそう思う(満点とれてないけどね!)。
- 2次試験どうしよう
結果3週間以内にとか言ってたけど、来てからじゃ対応できなそうだから、やっぱり準備することにします。とりあえず今週過去問やろう。
というわけで、けなしてるようだけど、ものすごくためになりました。あと、今回いろいろてつだってくれたFくんやNちゃんやその他のタイ人の友達などに感謝。
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