タムの新刊がでるのでいちおうこちらにも。
萩尾望都「11人いる!」みたいな「チョコと宇宙」とか、マリオゴルフな「ゴルフ」とかhesheitみたいな「フロート」とかいろいろあるけど、やっぱり「ラブエレベーター」が好きかもしれない。これは「部屋」みたいな話で、もっと時間の流れっていうか比喩が変な話なんだけど、っていうかここはさすがにタムもVちゃんもみないから安心して書くけど、やっぱり結婚でいろいろ思うところはあるんだろうなーと。欲しいものはゲットだぜ!とか思えるのはやっぱり20代前半ぐらいのパワーで、さっさと新卒7ヶ月で会社(ワコール)辞めて良かったーっ、というのは脱線してるけど、そういう自分の意志みたいなものはなんかだんだん重要じゃなくなってきて、なりゆきで結婚とかできちゃった結婚とか気付いたらしつこく仲いい中学の友達とか腐れ縁の仕事の人とかなんだかんだ言って兄弟とか、生活とか人生の周りを流れる強い縁みたいなもの感じてくるのはぼくも少しだけど分かってきたかもしれないです。また何を分かった気になってんだよと10年後ぐらいの自分は思うだろう、思うに違いないというのは分かってるけどだんだんわかってきたような気になってる。
ワコールの創業者も「生かされてる」と常々言ってたらしい、というのだけ会社辞めても覚えてることだなあ。
『ロマンス タムくんのラブストーリー短編集』
発売日:2010年2月25日
定価:1238円+税(税込:1300円)
ページ:152ページ(1色+2色)
BONUS TRACK
やくしまるえつこ×タムくん対談つき
[寄稿]よしもとばなな「タムくん」
タムくんのタムくんによる作品解説
Amazonはこちら
http://bit.ly/a5HLwC
Recent Comments