Kyoto 2009June
Originally uploaded by Kem-La-Soi
MCATことMOTのRyoji Ikeda行ってきた。全然期待してないどころか微妙だろうなーとか心の奥底にはネガティブイメージ渦巻いていたんですが、超よかった。2フロアでやってる展示で1フロアはプロジェクター、もうひとつは真っ白な部屋で絵(?)と音響装置の作品。
どっちも作品の数はすごく少なくて、贅沢だなーというのが第一印象で、気持ちが良い展示だなーとすぐに思う。長谷川さんの展示ってなんかこうばさっと余計なこと切り捨ててるっていうか、「それいらんよね?」とかずばっと言ってそうなのが思い浮かびます、実際池田さんのアイディアかもしれないけど。そんなこともあって作品すごく楽しめました。目も音も気持ちが良い展示。あんまり意味とかは考えなかったけど、気持ちいい展示だなとシンプルに思いました。ああ、でも最後のCDとか展示するのはやめてくれとおもった。気持ちの邪魔じゃないかなあ。
で、常設展。いつも楽しいMOTの常設展だけど、今回もすごくよかった。こちらはRyoji Ikedaと対照的にけっこう物量多い感じの展示でそれもよかったんだけど、作品はいいのばかりなんだけど、気持ちが入ってる展示。『泥男』だっけ?大竹伸朗の音が出る作品の部屋がすごくよかった。夢がテーマ?って思ってみてましたけど、いつも観てる奈良絵もいつにもまして感動。ヤノベケンジの象とか、最後の名和さんの鹿とかなんかぐっときすぎる。あと大竹伸朗の絵はすごいですね。ふつーっぽいんだけど、なんだか色気が詰まりまくってる。
ワンダーウォール展はノーコメント。で、足取りかるくいい感じの気持ちを持って帰って来れた。やっぱりいいものはひとりで行った方が余韻がのこっていいな。行ってよかったです。
あと、昨日IKKIの豊田さんと打ち合わせで入ってた店でたら、目の前に知ってる顔がいた。松島さん。そこに展示してあった作品がすごい。紙を焼いて作ってる作品なんだけど、なんか執念っていうかオタクっていうかワイルドで繊細で、、、アウラ滲み出過ぎ。場所も作家も名前覚えてない。
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