Navin
Originally uploaded by Kem-La-Soi
なんか実は結構ながらく興味がなかっっていうかよくわかってなかったNavinだけど、去年のShow Me Thaiの後小路さんのトークを聞いて、ナウィンが好きになった。
福岡にすみだした頃に郊外の団地にすんでたらしいんだけど、インド顔のナウィンはかなり浮いてる外国人だし、閉鎖的だし、日本語ぜんぜんわからないしで、コミュニティーと自分の関係を考えた。そこでナウィンは団地のおじちゃんとかおばちゃんをインタビューして回るプロジェクトを思いつく。1年ぐらいかけていろんな人から話を聞いて、桜の季節に団地の一角でインスタレーションとしてそれをまとめて発表したんだって。これがナウィン好きになったプロジェクトで(見てないけど)、自分の関心にそして周りの人にすごく誠実だなーと思った。
そんで、昨日のトーク聞いてナウィン理解度が50%ぐらいから80%ぐらいになったかんなと思う。
ナウィンのプロジェクト大きく2つが並列進行してきた
1,アイデンティティー/コミュニティー関連
2,アート批判のキュレイターマン/(M)ART関連
1:インソン先生、パーカオマー、福岡、Navin of Bollywood、ジムトンプソン
間ぐらい:タクシーマン、VOLVO
2:キュレイターマンVSNavin、Super (M)ART
インソン先生はタイアートシーンの初期に、金がなくて、スクーターでタイからヨーロッパに行ったアーティスト。その人をインスタレーションに登場させ、タイアートのオールドスクールと自分たち若手を繋ごうというプロジェクト。
キュレイターマンシリーズは、近未来、ビエンナーレのフランチャイズ化等々アート世界を牛耳り食い物にするキュレイターマンとナウィンおじちゃんがケンカをしていくシリーズ。シドニービエンナーレでやったあの20世紀アーティスト大集合な絵とかこれ。
About cafeでかなり前にみたことあったNavinの展示(キュレイターマンシリーズ中盤)の説明もあって、やっと意味が分かった。あれはタイのアーティスト達のコラージュだったんだ。Show Me Thai後のタイアート観があればすごく興奮できただろうに当時の僕はなんも感じず、もったいない。若かりしアーティスト時代のアピナンさん(文化省現代美術部門のボス)が描かれていたのがレア。
タクシーマンはそのふたつの間をつなぐぐらいのプロジェクトかなー。
VolvoのCMはモダンドッグのPV等のディレクターzoranさんのディレクション大きいと思うけど、舞台はタクシーだし、コミュニティーっぽい話だしで、タクシーマンの延長な感じでナウィンフレイバーが強い。曲がMD、出演者がPodさん、kiiiiiのたださん、ANちゃんとかでうけた。っていうかこんなこともあったな〜〜〜!始めてちゃんと映像みたわ(youtubeで見つからない)
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