Damangas!!
Originally uploaded by Kem-La-Soi
やっと終わった。長かったような、早いような。いつものタムのライブと違って、照明、音響、進行などのみなさんもいたりしてトータル10日間もいろいろやるという我々には長いイベントでした。まずはお越しいただいた方本当にありがとうございました。
僕は、とめとめの通し、ゲネプロ、1回目、2回目と4回見たんです。各回それぞれよいポイントあったんだけど、トータルで見て4回目がよかったかなーと思った。何回もみてたので、お客さんのフレッシュな気持ちを本番の回は共有できないのがつらいんですが「すごくよかった」ってほんとの感じで言ってくれる人もいたのでほっとしました。逆に、微妙に感じてる人もいたと感じてます(笑)いろいろご批判とか感想とかいただきたいのでご覧いただいた方はメールいただけるとうれしいです。kimあっとまーく)soimusic.comです。
本番に関しての個人的な感想でいうと2回目の方がタムがのってた。ピアノ、朗読、ギターぜんぶ心が躍りつつやれてたと思うんです。まあタムはいつも見てるからね。なんとなく分かる。
いろんな過程とか選択肢あったなかで「今の中でできたことでこれがベスト」っていう気持ちだったんですが、打ち上げ後帰ってきたら「こうしたらよかったかもしれんな」「次はこうしよう」みたいなモードになってきてしまった。でも、思い返すとタムのアニメのライブもこんな感じでスタートしていったので、今後酒井さんと一緒にやるものもこれからどんどん進んでいくかもしれないです。
ぼくがやめとけばよかったなあと思ったのは、口をだすことで、才能ある人に口出していいことないという教訓をひさびさに思い出した。最近わすれてましたよ。
タムの朗読の「ねむれない」は少年文芸2に収録されているhesheitの話なんだけど、本当はタムは違うマンガを選んできた。けど朗読にはあわないだろうということを話してこっちになったんだけどタムの直感通りにすすむべきだったんじゃないかなと後悔(でも本番2回目の朗読はすごくよかったんです)。
酒井さんはすごく明快な思考をお持ちの方でしたが、その分ぼくの意見にもまじめに向き合ってくれた気がしてて、それが果たしてよかったのかとも思ってます。ぼくは「見終わったときに何か気持ちが残るといいな」と稽古の初日から言ってたんですが、なんとなくそういう風になった、よかったー、ほっとした感じすらある。けど、こんなこと言わないでこっそり2人を信じてだけいれば、「気持ちが残ってさらに心をえぐる」みたいなもう一歩にいけたんじゃないかなーと。
生意気言うのはやめます。
たぶん今後も一緒にやりそうな予感するんですが、酒井さんもダンスはこれからどんどん進化していくんだろうと思いますし、タムももっといろいろ考えるはずなので、次回やったときにはもっと「強い」表現になればいいんじゃないかなあと思ってます。いろんな方法あるだろうし。
最後に。遠藤さんのサポートがあって、2点が3点に途中からなったので、まとまっていけた気がします。遠藤さんの照明はけっこう繊細だなあと思ったんですが、会場のセッティングとか細かいところもすごくみていただいていて、気持ちの土台作りみたいなレベルから仕事してもらってます。ジェローエンドーA型モード炸裂みたいな感じの気持ちいいお仕事ありがとうございました。オペミスなんて気にしない!
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